オオヤマフスマ

ナデシコ科オオヤマフスマ属。
別名:ヒメタガソデソウ。
北半球の温帯に広く分布。 深山から亜高山帯に多い。
日当たりのよい草地や明るい林の中に生える。
草丈:10~20cm。

「ふすま」を漢字で書くと、襖、麩、衾の3つがあるが、この場合は衾。
漢字で書くと大山衾。 大山-衾ではなくて、大-山衾らしい。
草姿が里に咲く「ノミノフスマ」に似ていて、葉が大きく山に自生するので「大山衾」ということだ。
あまりぴんと来ない命名。 別名のヒメタガソデソウの方が分かりやすいような気がする。

「遺存種なので生存力が弱い」そう。
遺存種というのは、地層の中から出土する化石と同じ姿で現代にまで生息している種という意味だそう。
俗に言う「生きた化石」。
こんな小さな花の化石があるんだろうか?
ゴキブリも遺存種だそうだから、弱いとは限らないような気がする。
現に北半球の温帯に広く分布いるということだ。

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2010年6月17日 蓼科


花は5弁、萼片は花弁の半分くらいの長さ。
径1㎝以上になる両性花が咲く株と、径1㎝以下の雌花が咲く株の2種があるそう。
ゲンノショウコの花径が8mmくらいだから、1cm以上というとゲンノショウコより一回り大きい。
そんな大きい花はまだ見たことがない。
私がいつも見ているのは雌花らしい。
雌花ばかりで、どうやって受粉するんだろう?
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2015年7月18日 蓼科


雌花の写真はweb上にもほとんどないが、ひとつ見つけた。
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div align="center">http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~algae/FS/ooyamahusuma/ooyamahusuma3.jpg


葉は楕円形で対生。 葉には柄はなく、先は丸い。 
ミミナグサの葉に似ている。
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2015年7月18日 蓼科