キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草。
分布: 関東地方から中国地方にかけて。 日本固有種。
環境省のレッドリスト(2007)では、準絶滅危惧(NT)に登録されている。
生育環境: 石灰岩地帯の落葉樹林内の斜面。 定期的な草刈りの行われている北向き斜面に多い。
花期: 2~3月。
草丈: 10cmくらい。
花径: 2cm。
白い花弁に見えるのは萼片。 黄色いのは花弁が退化した蜜腺。 紫色は雄蕊の葯。
花の下には手のひら状に切れ込んだ総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)がある。
2016年2月16日 大船植物園
2月終わりには実をつけていた。
2015年2月27日 大船植物園